茶器選びのポイント

2014年2月27日
蔵もとで扱っている茶器は大きく分けると
「蓋なし茶器セット」
「蓋付茶器セット」
そしてそれに土瓶(急須)がついたもの
「土瓶付き蓋なし茶器セット」
「土瓶付き蓋付茶器セット」
そして玉露など特別な上煎茶に使う
小ぶりの茶器セット
があります。
それぞれの選び方は次章を参考にしてください。
基本的に、重量・容量ともに販売中の商品で大きな違いはありません。
ただし玉露など上煎茶を飲まれる場合は
専用の小ぶりのものを使用します。
唐津焼など陶器(土物)のものは若干重さがありますが、
熱を通しにくくほうじ茶など
熱い温度で淹れるお茶用に使い勝手が良いです。
会社でのご使用や、フォーマルな場でのご使用には
有田焼など磁器製のものをおすすめいたします。
お茶を淹れた時、汲出(茶器)の内側の色が薄いとお茶の色も映え綺麗に見えますので
内側は、白が淡色系のものがおすすめです。
外側のデザインは基本的にはお好みですが気をつけたいのは用途です。
結婚などおめでたい席では晴れやかな柄がおすすめですが、控えめの柄でも対応できます。
一方、法事など仏事においては控えめな柄が良いでしょう。
薄づくりの方が高級感があり、特に口のあたる部分が薄いと口当たりが良く美味しくお茶をいただけます。
ほうじ茶や煎茶などの熱い湯で淹れるお茶には、
ぽってりとした厚手のデザインの方が熱くても持ちやすいという利点があります。
蓋なしに比べ蓋付きは、
よりフォーマルな場面でのおもてなしに向いています。
場面に応じて蓋を外してお出しすることもできるので、
蓋付きの汲出し(茶器)はひと揃え持っていると安心です。
土瓶付きのセットは、ギフトとして贈られる時には、絵柄が揃っていて喜ばれます。
また、お客さまの目の前でお茶を淹れることが多い方にはおすすめです。
そうでない場合は、よく淹れる人数に合わせて急須や土瓶は単品で揃えてもよいでしょう。
有田焼などの磁器製の急須と、常滑焼などの陶器製の急須にはそれぞれ特徴があります。
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